車窓の中で跳ねる五線譜

僕が脳裏を表にして書くブログです。難しい文体でごめんなさい。

芽吹

僕のブログが非常にウィットに富んでおり、見ていてとても興味深いとの有難き蜜言を頂き、高揚の極みだ。しかしそれは”Interesting”であって”fun”ではない。僕はこれからfunの方面にもブログを活用しようと思う。というのも、オモコロ杯という非常に高尚な興が飛び交う大会があったからである。僕はブログに関してはずぶの素人である為、今現在改行と通常文しかない。これからこういったレイアウトの技術も磨いていきたいものだ。

 

 

さて、お日柄自分語りのクラウチングを終えて本題の第一コーナーに入ろうかと思う。僕は毎年、いくつか初めてを体験する事を心がけている。何でも良い。初めてを体験し、その時の刺激を事細かに自分の中で描写、分析し記憶しておくのだ。今年の初めては、殺陣をした事、Twitterを始めた事、落語の噺をした事、仮面を被り演技を行った事、美容院に行った事だ。非常に充実している。さらにこれに飲酒も入ってくるのだから僕は恵まれている。

 

 

僕は色を見た経験がある。僕は歩いた経験がある。その初めては?

僕はその時の刺激を覚えていない。言い表せない。『覚えていない』という言葉の裏にはおびただしい恐怖と深淵が詰め込まれている。その黒さに惹かれている節があるのは事実だが。それらの経験を得られない人間もいる。その人間が補助により初めて経験した時の昂りは、他の人間の心に強く響く程だ。

 

 

僕の初恋は、どこだろうか。何だろうか。恋に、恋すらさせてくれない。どうしても、肩甲骨が剥がれてくれない。

 

乳糖不耐症の僕が牛乳を飲むのは美味しいからであって、それが後に僕を苦しめるものだとしても食べるという事に純粋だ。その行動により苦痛が生まれると知りながら目の前の苦痛を避ける行動は実に人間らしい。だがその行為が人間を進化に導いてきた。

 

僕の進化は初めてで成される。これからも初めてを積んで僕は変わっていく。

そうそう、忘れていた。僕は今年初めてブログを始めたんだった。